Xboxは、コンソールハードウェア分野におけるかつてのリーダーシップを失い、新CEOのアシャ・シャルマ氏が大規模な人事刷新を進めている。シャルマ氏は、マイクロソフトのAI部門「CoreAI」出身の専門家らをXboxの幹部に起用し、組織の再編を加速させている。
CNBCが入手したシャルマ氏の社内メモによると、新体制ではAI技術の活用が重視され、従来の「Microsoft Gaming」部門の幹部に代わって、AI分野の専門家が多数就任することが明らかになった。
シャルマ氏はメモで「プラットフォームの進化と組織改革が必要だ」と述べ、「迅速な成果の創出が難しく、コミュニティとの接点が不足し、基盤の強化が必要」と課題を指摘した。
新しいXbox幹部チームは以下の通り構成される:
- ジャレッド・パーマー:エンジニアリング担当VP(元CoreAIプロダクトVP)
- ティム・アレン:デザインリード(元CoreAIデザインVP)
- ジョナサン・マッケイ:Xbox成長戦略リーダー(元ChatGPT成長責任者)
- エヴァン・チャキ:元CoreAIジェネラルマネージャー
また、ロアンヌ・ソネス(Xboxデバイス・エコシステム担当コーポレートVP)が一時休職し、ケビン・ガンミル(Xboxユーザー体験担当コーポレートVP)が退任するなど、主要幹部の交代が相次いでいる。
Xboxは今世代のコンソールで市場シェアを失い、直近の決算では売上が全体的に低迷。シャルマ氏はこうした状況を受け、組織改革に踏み切ったとみられる。
シャルマ氏のメモには「これはXboxにとって重要な時期だ」と記され、改革の目的は「手頃な価格、パーソナル、オープンなプラットフォームを構築し、ユーザーとの距離を縮めること」と説明されている。
出典:
Destructoid