日産、2027年型新型「ローグ」を発表

日産は、経営再建計画の一環として、2027年型新型「ローグ」を発表した。同社のベストセラーSUVであるローグは、新たなデザインとハイブリッドパワートレインを採用し、大幅な進化を遂げる。また、2028年後半には、かつての人気車種「Xテラ」の米国復活も正式に発表された。

新型ローグの特徴:e-Powerハイブリッドシステム

新型ローグには、日産が注力する「AI定義車両」の一環として開発されたe-Powerハイブリッドシステムが搭載される。このシステムは、ガソリンエンジンで発電し、バッテリーがモーターを駆動する仕組みで、2016年以降、日産の200万台以上の車両で実績がある技術だ。他社でも採用が増加しており、拡張型ハイブリッド(E-REV)とも呼ばれている。

日産の幹部は、新型ローグについて次のようにコメントしている。

「ローグは、米国とカナダにおける日産の成功の要であり、次世代モデルはこの重要な車種にとって大きな前進を意味します。e-Powerハイブリッドにより、北米で最も人気のあるコンパクトSUVの一つであるローグが、電気自動車のような滑らかでレスポンスの良い走りを実現しつつ、顧客が最も重視する効率性、信頼性、日常使い勝手を維持します」
ポンツ・パンディクティラ(日産アメリカ本社 上席副社長兼最高製品企画責任者)

具体的なスペック(出力や航続距離など)については、発売時期が近づくにつれて発表される予定だ。新型ローグは、2024年後半に発売される見込み。

「Xテラ」の米国復活が正式決定

日産はまた、2028年後半に発売される新型「Xテラ」の米国復活を発表した。新型Xテラは、かつて2015年に生産を終了したモデルとは全く異なる、新しいボディオンフレームのSUVとなる予定だ。

同社は、新型Xテラを含む5車種の米国生産モデルを、新しいボディオンフレームプラットフォーム上で展開する計画を発表。将来的には、ピックアップトラックやマルチローモデルにも拡張される可能性があるという。

新型Xテラの特徴は、オフロード性能の向上に重点を置くこと。今後発表される車種群には、V6エンジンまたは新型V6ハイブリッドパワートレインが搭載される予定だ。

今後の展望

日産は、新型ローグとXテラの投入を通じて、北米市場における存在感をさらに強化する方針。同社の幹部は、これらのモデルが顧客のニーズに応えるだけでなく、持続可能なモビリティの実現にも貢献すると述べている。