米ニューヨーク証券取引所(NYSE)に本日上場するレアアース探査企業「Rare Earths Americas」が注目を集めています。同社は重希土類プロジェクトを米国とブラジルで展開し、中国依存からの脱却を目指す企業として注目を集めています。

同社は本日IPOを実施し、1株19ドルで株式を公開します。調達資金は土地取得や掘削、製錬技術の開発などに充てられる予定です。

Rare Earths Americasとは

ジョージア州マンチェスターに本社を置く同社は、自らを「探査段階の企業」と位置づけ、レアアース供給の中国依存脱却を目指す企業です。携帯電話や風力タービンなどに不可欠なレアアースの安定供給を目指しています。

一方で、レアアースの採掘が世界の貧困地域に深刻な環境被害をもたらしている現状も指摘されています。

IPOの日程と株価

同社は5月6日にNYSEに上場し、翌7日にIPOを締め切る予定です。NYSEでのティッカーシンボルはREAです。

IPOの株価は19ドルに設定され、SEC(米証券取引委員会)への4月28日付けの申請書類では17ドルから19ドルのレンジが示されていました。この価格で同社の時価総額は約3億6,840万ドルと見込まれています。

IPOの規模と調達額

同社は330万株の普通株式を公開し、引受業者には49万9,999株の追加購入オプションが与えられています。これにより、総額約6,330万ドルの資金調達が見込まれています。

投資家が知るべきリスク要因

SECに提出された目論見書によると、同社は投資家に対し、以下のようなリスク要因を挙げています。

  • レアアースの生産実績がない
  • 鉱物探査は高いリスクを伴い、失敗の可能性が極めて高い
  • 現在の事業はすべて探査段階であり、成功の保証はない
  • 開発計画や資金需要の見積もりが不正確または不完全である可能性がある