米国の平均ガソリン価格が、イラン戦争前の3ドル未満に戻るのは早くても来年以降になると、米エネルギー長官のクリス・ライト氏が8月4日(現地時間)、CNNのインタビューで明らかにした。
背景と影響
イラン戦争の勃発により、それまで比較的低水準だった米国のガソリン価格が高騰。この価格上昇は、11月に控える中間選挙で共和党に不利に働く可能性があると指摘されている。
ライト長官の発言
ライト氏はCNNの番組「ステイト・オブ・ザ・ユニオン」に出演し、ガソリン価格が3ドルを下回る時期について「今年中に下がる可能性もあるが、来年までずれ込むかもしれない」と述べた。その上で「価格はすでにピークを迎えており、紛争が解決すれば下落に転じるだろう」と語った。
価格動向の分析
ライト氏は、3ドルという価格がインフレ調整後でも「非常にリーズナブル」だと主張。トランプ政権が歴史的な混乱をうまく管理してきたと強調した。今年の最高価格は先月15日に1ガロン当たり4.16ドルを記録し、現在は4.05ドル(AAAデータ)となっている。ライト氏は、この水準が2022年のバイデン政権下でのピーク(4.16ドル)をわずかに下回っている点も指摘した。
世論調査の反応
今月のCBSニュースとYouGovの共同世論調査では、成人の51%がガソリン価格の高騰を「家計の負担」または「経済的困難」と捉えていることが判明。複数の世論調査でガソリン価格への懸念が浮き彫りとなっている。
関連動向
- 再生可能エネルギー分野がイラン戦争をきっかけに追い風を受ける可能性
出典:
Axios