レクサス LX 700は、日本の高級SUVとして圧倒的な存在感を放つモデルだが、米国の防弾車メーカー「Miami Armored」によって、その耐久性がさらに進化した。外見は一般的な黒のSUVと変わらないが、内部には驚異的な防弾技術が施されている。
同社が手がけたこのLX 700は、AK-47などの7.62mm弾に耐えるだけでなく、車体全周を覆う360度の防護構造により、手榴弾2発分の爆発にも耐える設計となっている。さらに、車体パネルの強化に加え、燃料タンク、エンジンルーム、バッテリーには防弾プレートが追加され、乗員を守る「 armored passenger cell(装甲乗員室)」が徹底されている。
防弾性能の徹底強化
主な強化ポイントは以下の通り:
- 耐弾性能:7.62mm弾(AK-47)に耐えるボディパネルと、手榴弾2発分の爆風を防ぐ360度防護構造
- 防弾ガラス:車内全体に施された防弾ガラスにより、高威力のライフル弾から乗員を保護
- 燃料タンク・エンジンルームの防弾化:燃料タンクやエンジンルームにも防弾プレートを装備し、被弾時の火災や機能停止を防ぐ
- リアバッフル・ヒンジの強化:後部構造とドアヒンジを強化し、侵入経路を徹底的に封鎖
- ランフラットタイヤ:タイヤがパンクしても走行可能なランフラットタイヤを採用
- パネルの重なり構造:各パネルの接合部に重なりを設け、弾丸の侵入を防ぐ
オプションでさらに強化される安全機能
Miami Armoredは、カナダの防弾専門メーカー「Inkas」と提携し、レクサス LX 700のハイブリッドパワーユニット(3.5L V6ツインターボハイブリッド、457馬力・790Nm)をそのまま活かしながら、乗員の安全性を大幅に向上させた。追加オプションとして提供される主な機能は以下の通り:
- ナイトビジョンカメラ
- サイレン・拡声装置
- LEDストロボライト(前後)
- 強化バンパー
- 酸素濾過システム
- ラジエーター保護
- ルーフ脱出ハッチ
同社によると、装甲化による重量増加が走行性能に与える影響は「わずか」であり、これは高い安全性を求める顧客にとって朗報だという。
レクサス LX 700の持つ魅力
レクサス LX 700は、その圧倒的な存在感と高い走行性能で知られるモデルだが、今回の装甲化により、テロや犯罪の脅威にさらされる可能性のある要人やビジネスパーソンにとって、新たな選択肢となった。防弾性能を維持しつつ、レクサスのブランド力と快適性を両立させたこのモデルは、今後さらに注目を集めそうだ。
出典:
CarScoops