ドイツのチューニングメーカーBRABUSは、フランスの二輪車メーカーDABと提携し、3機種の電動バイク「DAB 1a Brabus」「Brabus Urban E」「Brabus Urban E First Edition」を発表した。いずれも都心での使用に最適化された設計となっている。
ベースとなるDAB 1aをもとに、各モデルは異なるパフォーマンスとデザインを特徴としている。まず、DAB 1a Brabusはブラックを基調に、カーボンファイバー製のベリーパン、フロントフェンダー、エンジンカバーを採用。マットブラックのホイールカバーとアルカンターラ製シート(グレーステッチ)が、低プロファイルでステルス性の高い外観を演出する。
動力は7.1kWhのリチウムイオンバッテリーとリアモーターで、出力は31馬力、トルクは291lb-ft(395Nm)を発揮。充電1回で最高速度150km/h、75km/hまでの航続距離を実現。家庭用コンセントから20%から100%までの充電に約3時間を要する。
次に、Brabus Urban Eはモーターを強化し、出力37馬力、トルク350lb-ft(475Nm)に向上。左側とモーター周りにカーボンファイバー製のエアダクトを装備し、冷却性能を高めている。外観面では、グロスブラックの部品にレッドのアクセントを加え、カーボンファイバーホイールカバーや垂直DRL、CNC加工アルミニウム製レバーを採用。さらに、キーレススタートや「Eco」「Street」「Sport」「Nitrous」「Reverse」の5つの走行モード、フルアジャスタブルサスペンション、アップグレード版ブレンボブレーキを搭載する。
最後に、Brabus Urban E First Editionは通常のUrban Eと同等の機能を持ちながら、4色の限定カラー「Peetch」「Desert Sand」「Superviolet」「Fusion Red」を展開。各カラーは10台限定で販売される。
価格はBMW S 1000 RRを上回る
これらの電動バイクの価格は非常に高額だ。DAB 1a Brabusは16,590ユーロ(約19,500ドル)から、Urban Eは20,800ユーロ(約24,400ドル)から、First Editionは32,500ユーロ(約38,100ドル)からと設定されている。参考までに、BMW S 1000 RR(215馬力のスーパーバイク)の新車価格は約25,000ユーロ(約29,000ドル)であり、電動バイクの価格がそれを上回る結果となった。