ゼネラルモーターズ(GM)は、V8エンジンの終焉説を否定し、カナダ・セントキャサリンズ工場で次世代V8エンジンを生産するために500億円超を投資すると発表した。この新型エンジンは、フルサイズトラックやSUV向けに開発され、第6世代にあたる。

GMは、新型V8エンジンが現在の5世代目のエンジンよりも高い性能を発揮すると約束している。現行エンジンは、シボレー・サバーバンやGMCシエラなどに搭載されている。詳細はまだ明らかにされていないが、燃焼効率と熱管理技術の向上が、新型エンジンの性能向上に寄与すると説明されている。

新型V8エンジンの仕様と搭載モデル

業界紙「Automotive News」や「GM Authority」によると、新型V8エンジンは排気量が拡大される見込みだ。シボレーは既に2027年発売予定の「コルベット・グランスポーツ」に6.7LのV8エンジン「LS6」を搭載することを部分的に確認している。このほか、5.7Lのエンジンも計画されている。現行の5世代V8エンジン(2013年発売)は、5.3L、6.2L、6.6Lの排気量が用意されている。

複数の工場で生産、需要に対応

セントキャサリンズ工場には、すでに新型V8エンジンの生産設備が導入され始めている。同工場では引き続き現行の5世代V8エンジンも生産される。総額6億9,100万カナダドル(約5億500万ドル)がセントキャサリンズ工場に投資される。このほか、ニューヨーク州バッファローのトナワンダ推進システム工場とミシガン州フリントのフリントエンジンオペレーションでも新型V8エンジンが生産され、需要に応える予定だ。

2027年発売のシボレー・シルバラードに搭載へ

新型V8エンジンの詳細については、今後数か月以内に発表される見込み。グランスポーツで初めて明らかにされた新型エンジンは、2027年発売の次期シボレー・シルバラードにも搭載される予定で、一般ユーザーもその性能を目の当たりにすることになる。

出典: Hagerty