NFLドラフトを前に、ダラス・カウボーイズはオハイオ州立大学のセイフティ、ケイレブ・ダウンズの獲得に「非常に難しい」と考えていた。しかし、ダウンズは1巡目11位で指名可能な状況にあり、カウボーイズは1巡目でセイフティを指名するという19年ぶりの快挙を達成。1992年にロイ・ウィリアムズを8位指名して以来の出来事となった。
カウボーイズのオーナー、ジェリー・ジョーンズはダウンズについて、「ディフェンスの quarterback」と評価。1990年代にプロフットボール殿堂入り候補となったダレン・ウッドソンのように、ダウンズがセイフティ、ニッケルバック、コーナーバックのいずれのポジションでもプレーできると期待されている。
ダウンズ自身はチーム公式サイトのインタビューで、「私はゲームのあらゆる局面でプレーを作れる選手になりたい。スクラムライン付近でも、深い位置でも、すべてに対応できる自信がある。カウボーイズと一緒にそれが実現できれば素晴らしい」と語った。
カウボーイズは、スーパーボウル優勝を果たした際には必ず殿堂級のセイフティを擁していた。1970年代のスーパーボウル2連覇時にはクリフ・ハリス、1990年代の3回の優勝時にはウッドソン(1992年当時は新人)がその役割を担った。カウボーイズの人事担当副社長、ウィル・マクラはダウンズについて「彼はチームの乗数的存在。他の選手をより良くする」と評価した。
昨シーズン、カウボーイズはNFLワーストクラスの511失点を記録し、主要カテゴリーの多くでリーグ最下位に沈んだ。ダウンズの加入が、この課題解決の鍵となるか注目される。