ホワイトハウス報道官のカロリン・レヴィット氏が、4月26日に開催されたホワイトハウス記者協会晩餐会(WHCD)直前に「今夜は銃声が響く」と発言したことが波紋を呼んでいる。同イベントは銃撃事件の発生により中止に追い込まれた。
レヴィット氏はFOXニュースのインタビューで、ドナルド・トランプ前大統領のスピーチについて「面白く、楽しい内容になる。今夜は会場でいくつかの銃声が響くだろう」と発言。さらに「全員が注目すべきだ。素晴らしい内容になる」と続けた。しかし、ワシントン・ヒルトンホテルで開催された同イベントでは、男性がショットガンや拳銃、複数のナイフを所持して会場に侵入し、警官1人が負傷する事件が発生した。
レヴィット氏の発言はSNSで瞬く間に拡散され、多くのユーザーから皮肉なタイミングと批判を浴びた。
「陰謀論者との戦いにこれはマイナスだ」
「レヴィットは何かを知っていたのか?世論調査の低迷を狙った staged event か?」
「言葉の選択が残念だ」
一方で、発言の「shots fired」が「皮肉な発言」や「鋭い切り返し」を意味する可能性を指摘する声もあり、擁護するユーザーも見られた。
トランプ氏、WHCD中止を発表
事件発生後、トランプ前大統領は記者会見でWHCDの中止を発表。今後1か月以内に再開催する意向を示した。また、銃撃事件について「最も不適切なスピーチになるはずだった」と述べた一方で、「おそらく非常に穏やかな内容になるだろう」と話した。
同会見でトランプ氏は、容疑者がカリフォルニア州出身の「病的な人物」であり、警備官1人が防弾ベストを着用していたため無事だったと明かした。また、容疑者は単独犯で、拳銃やショットガン、複数のナイフを所持していたと警察当局が発表した。
ワシントンD.C.警察の暫定本部長ジェフリー・キャロル氏は、容疑者がホテルの宿泊客であったことも明らかにした。