民主党のハキーム・ジェフリーズ下院議員(ニューヨーク州選出)は13日、選挙区再編をめぐる民主党の取り組みを「最大戦争」と表現した自身の発言を巡り、共和党からの批判に対し強硬に反論した。

共和党はこの発言を、政治的暴力を助長しかねない扇動的なレトリックの一例として非難している。背景には、バージニア州で先週行われた選挙区再編案の住民投票で、民主党に有利な10対1の議席配分が承認されたことがある。ジェフリーズ議員は記者会見で「我々は今、あらゆる場所で、常に最大戦争の時代にある」と発言。これは昨夏のニューヨーク・タイムズ紙の記事で、ホワイトハウスの選挙区再編戦略を匿名の関係者が「最大戦争」と表現したことに直接言及したものだった。

関係者の発言

ジェフリーズ議員は記者会見で「選挙区再編を巡る共和党の攻撃に関連して『あらゆる場所で、常に最大戦争』と発言したことについて、私はこれを支持する」と述べた。また「偽善的な共和党議員たちの批判など、一切気にしない。消え失せろ」と強気の姿勢を示した。

同議員は、この表現がトランプ前大統領に近いとニューヨーク・タイムズが説明した情報源に由来すると指摘した。

共和党議員の反応

先週の銃撃事件を受け、複数の共和党議員がソーシャルメディアでジェフリーズ議員の発言を非難した。ジョージア州のアンドリュー・クライド議員はX(旧Twitter)に「ハキーム・ジェフリーズ議員がトランプ前大統領とその政権に対し『最大戦争』を呼びかけた。民主党のレトリックは悪魔的で危険だ」と投稿。フロリダ州のランディ・ファイン議員も「民主党は、ジェフリーズ議員の『あらゆる場所で、常に最大戦争』という共和党への呼びかけに対し、いまだに沈黙を続けている。これは容認できない」とXに投稿し、民主党にジェフリーズ議員の責任を追及するよう求めた。

ジェフリーズ議員の立場

ジェフリーズ議員は記者会見で、いかなる形の政治的暴力も許容しない立場を改めて強調。「政治的暴力は、左派・右派・中道を問わず、誰に対しても容認できない。以上、終わり」と述べた。

出典: Axios