テスラのCEOイーロン・マスク氏は2026年5月7日の第1四半期決算会議において、同社のHardware 3(HW3)を搭載したテスラ車には、無人完全自動運転(FSD)機能が提供されないことを明らかにした。
現在、約400万台のテスラ車がHW3プラットフォームで稼働しており、この中にはFSD機能を購入した顧客も含まれている。しかし、ハードウェアのアップグレードを行わない限り、無人FSDの利用は不可能となる。
マスク氏は決算会議で次のように述べた。
「残念ながら、HW3は無人FSDを実現する能力を持っていません。これは事実です。将来のハードウェアへのアップグレードが必要です」
テスラはこれまで、FSDの進化を強くアピールしてきたが、HW3搭載車のユーザーにとっては、新しいハードウェアへの交換が必須となる可能性が高まった。同社は現在、Hardware 4(HW4)の展開を進めており、これが無人FSDの実現に向けた鍵となると見られている。
この発表は、テスラ車の所有者にとって大きな転換点となる。特に、FSD機能を購入していた顧客にとっては、追加投資が必要となるため、今後の対応が注目される。
出典:
The Verge