米国のトランプ大統領が、若者の支持回復を目指して、米食品医薬品局(FDA)にフレーバー付き電子タバコ(バペ)の承認を強く求めていることが明らかになった。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、トランプ氏は先週末と月曜日、FDAのロバート・マカリー長官と電話で協議し、不満を表明したと伝えられている。マカリー長官は、若年層に人気の高いブルーベリー、マンゴー、メントールフレーバーの承認を拒否しており、特に未成年者への影響を懸念していた。
この動きは、トランプ氏が2024年選挙戦で掲げた「バペ産業の救済」という公約と、若者票の奪還という目標に大きな支障をきたす可能性がある。最近の世論調査では、トランプ氏の若者(Z世代)からの支持率はわずか24%まで落ち込んでおり、2024年の獲得票に深刻な影響を及ぼす恐れがある。
マカリー長官の去就に注目
同紙の報道を受け、マカリー長官の今後の動向に注目が集まっている。関係者によると、トランプ氏との会談でマカリー長官は「立場が危うい」状況に置かれているという。一方で、ホワイトハウスは「トランプ大統領は自身の実績に満足している」との公式見解を発表している。
フレーバー付きバペの承認問題は、若者の健康と選挙戦の両面で大きな注目を集めそうだ。
出典:
The New Republic