米フロリダ州マイアミ・デイド郡の警官が、公園で開催された清掃イベントで市長に質問しようとした地元テレビ局の記者に対し、暴力的な態度で接し、「邪魔をすれば逮捕する」と脅迫していたことが明らかになった。

WPLG Local 10 Newsの記者、ジェフ・ワインシエール氏は、同局の取材に対し、市長ダニエラ・レヴィン・カバ氏に電気バスに関する質問をしたいと考えていたと述べた。同バスは6000万ドル以上の税金を投入されたが、頻繁な故障により運行停止に追い込まれていたという問題があった。

事件は6月、マイアミ・デイド郡の公園で開催されたビーチ・ベイ清掃イベントで発生した。ワインシエール氏が市長に近づくと、警官のレスター・アギラール巡査部長が割って入り、記者を押しのけながら「邪魔をすれば逮捕する」と発言したとされる。ワインシエール氏は、市長の広報が電気バスに関する取材依頼を拒否していたため、このイベントで直接質問することを決めたと述べた。

同局の報道によると、アギラール巡査部長はその後、上司に報告し、自身の行動について説明したという。しかし、具体的な処分や謝罪は行われていない模様だ。

この一件は、公的イベントでの報道の自由と警察の対応に関する議論を呼び起こしている。ワインシエール氏は、自身の取材活動が妨害されたとして、同郡当局に抗議の意思を示している。

出典: Reason