米ミネソタ州のティム・ウォルツ知事は12日、テレビ番組「ジミー・キンメルライブ!」に出演し、今年初めに州内で発生したICE(移民税関執行局)との衝突について語った。
番組司会のジミー・キンメル氏は、ウォルツ知事に対し、2024年の副大統領選で民主党のカマラ・ハリス候補の副大統領候補としてトランプ前大統領と対立したことが影響しているかと尋ねた。これに対しウォルツ知事は「偶然ではありません。全くありません」と述べ、州が「人々のケアと投資を行う州」であることへの報復との見方を示した。
さらにウォルツ知事は「彼らは州を選択するつもりだったのです。シカゴを試した後、ミネアポリスに約3,500人の要員を投入しました。これは計画的なものであり、暴力的な反応を引き出して鎮圧法(Insurrection Act)を発動させることが目的だったのでしょう」と語った。
同知事は「この男は権威主義者であり、それが目的だったのです」と強調した。
1月にミネアポリスで発生した暴動や抗議行動に加え、ICEと国境警備隊の要員による暴力行為で、市民のルネ・グッドさんとアレックス・プレッティさんが死亡した。キンメル氏がこれらの捜査状況について尋ねると、ウォルツ知事は「彼らはミネソタ州から急遽撤退させられました。おそらく他の場所で活動しているのでしょう」と述べた。
またウォルツ知事は「数週間前、真実調査委員会を立ち上げ、情報収集を行っています。彼らは責任を追及されるために戻ってくることになるでしょう」と強調した。さらに「連邦政府からの協力は一切ありません。情報共有もなく、これは極めて異常なことです。通常であれば常に情報は共有されるものです」と語った。
ウォルツ知事は「これは連邦政府が市民に対して武器を向けた危険な状況であり、何の対応もなかったのです。『Don’t Tread On Me』の人々はどこにいたのでしょうか?ミネソタ州は確かに踏みにじられたのですから」と述べた。