米メイン州のセバゴ湖で、50年以上にわたり湖底に沈んでいた1974年式シボレー・カマロが発見され、警察によって引き上げられた。この車両は、ポートランドから約1時間の距離に位置する湖で、水中探検家のジェイソン・スミス氏によって偶然発見された。
スミス氏は、以前の調査で発見したスノーモービルを探す際、湖面から約17メートルの水深でカマロを発見した。同氏がFacebookに投稿した映像によると、車両はZ28モデルで、ストライプ、リアスポイラー、専用の15インチホイールを装備していた。エンジンルームのRPOコードまでは確認できなかったが、車体の色は「ライトゴールドメタリック」である可能性が高いとされている。
警察は、カマロを引き上げた際の状況を調査した。ナンバープレートはなく、窓は開いており、トランクには古いテントの一部が残されているのみだったと、地元メディアWGMEが報じている。
カムバーランド郡保安官事務所の刑事、キース・クック氏は、車両の一部のVIN(車両識別番号)を特定し、メイン州自動車局(BMV)の協力を得て完全なVINの解読を試みた。BMVは現在も車両に関する情報を収集中だが、数十年にわたり登録されていない可能性が高いという。水中に長期間沈んでいたため、引き上げられた際に車体は崩壊してしまった。
フェリーからの転落は否定される
スミス氏は、カマロがフライアイランドと本土を隔てる水路の中央付近で発見されたことから、フェリーから転落した可能性を指摘したが、この説はすぐに否定された。フェリーを運航する関係者によると、湖上で車両が転落すれば波が立つため、すぐに発見され、回収されるはずだと語った。また、湖岸から離れた場所で発見されたことから、陸上から押し込まれた可能性も低いという。
最も有力な説は「氷上走行中の転落」
最も有力な説は、冬季に氷上を走行中に転落したというものだ。この説が正しければ、スミス氏は運転手を発見せずに済んだことになる。捜査当局は、車両の所有者や関係者を特定することで、セバゴ湖のカマロの謎を解明したいとしている。