米メディア界で波紋を呼んでいるジミー・キンメル(ABC)の「未亡人」発言を巡り、メグィン・ケリーがCNNのジェイク・タッパーを厳しく批判した。キンメルは先週、ホワイトハウス記者協会晩餐会の模擬イベントでメラニア・トランプ前大統領夫人を「妊娠中の未亡人のような輝き」と発言。この冗談が物議を醸す中、タッパーはキンメルの言論の自由を擁護していた。
ケリーは18日放送の自身の番組「ザ・メグィン・ケリー・ショー」で、タッパーの発言を「偏った立場」と断じた。さらに、タッパーとキンメルが友人関係にあることを示す写真を提示し、「報道対象と距離を置くべき」と主張した。
「タッパーがキンメルを擁護するのは当然です。これは2023年に行われたキンメルのアイダホ州ロッジでのパーティーの写真です。報道対象との距離を保つ理由がお分かりいただけるでしょう」と語り、自身の番組で客観性を維持するために招待を断り続けていると語った。
ケリーはさらに続け、「私は誰とも親密になりません。適度な距離を保ち、礼儀正しく友好的でありながら、このような関係にはならないようにしています。トランプ政権をはじめ、批判しなければならない人々もいます。そのためには常に客観性を保つ必要があります」と述べた。
また、キンメルの発言内容についても厳しく非難。昨年9月にもチャーリー・カーク暗殺を巡る冗談で一時番組を降板させられた経緯があるにもかかわらず、再び同様の発言を繰り返したと指摘した。
「『未亡人のような輝き』とは、一体どれほど無神経な発言でしょうか」とケリーは嘆き、キンメルの発言がいかに配慮に欠けるかを強調した。
一方、タッパーは先週の番組で「暴力や人間性を否定する発言が深刻化している」としながらも、「ジャーナリズムや冗談は暴力の呼びかけではない」と主張していた。ケリーはこれに対し、「暴力の呼びかけは暴力の呼びかけ。権力や影響力を持つ人々が、それを軽視しすぎている」と反論した。
ケリーは番組内でジョージ・クルーニーも同様に批判。キンメルのパーティーに出席したことで、報道の客観性が損なわれる可能性を指摘した。