米国メルセデス・ベンツは、24,000台以上の高級セダン、クーペ、ワゴンを対象とした自主的な安全回収を発表した。この回収は、ドライブシャフトのユニバーサルジョイントに不具合があり、走行中に破損すると推進力が突然失われるリスクがあるためだ。
米国道路交通安全局(NHTSA)によると、回収対象となる不具合は「NHTSA ID 26V216000」として登録されている。ユニバーサルジョイントの破損により、車両が走行不能に陥り、衝突事故の危険性が高まる可能性がある。
対象モデルと年式
回収の対象となるのは、4MATIC四輪駆動システムを搭載した2018~2020年式の高級モデル。具体的な対象車種は以下の通り。
- Eクラス
- E 400 4MATIC(セダン、ワゴン、カブリオレ、クーペ)
- E 450 4MATIC(セダン、ワゴン、カブリオレ、クーペ)
- Sクラス
- S 450 4MATIC
- S 560 4MATIC クーペ
- マバッハ
- Maybach S 560 4MATIC
所有者への対応策
メルセデス・ベンツは、公認ディーラーによる無償点検と必要に応じたドライブシャフトの交換を実施すると発表した。
- 通知時期:所有者への正式な通知書は、2026年6月2日に発送予定。
- 確認方法:所有者は、17桁のVINを入力することで、対象車両かどうかをNHTSAのウェブサイト(NHTSA.gov)で確認できる。回収データベースは2026年4月10日より更新されている。
- 問い合わせ先:不明点がある場合は、メルセデス・ベンツUSAカスタマーサービス(1-800-367-6372)まで連絡可能。
安全上の注意点
高速道路や渋滞中に推進力が突然失われると、重大な危険につながる可能性がある。所有者は、正式な通知を受領次第、早急に点検を受けることを推奨する。