乗客席下に隠れた車内トイレ、中国メーカーが特許取得
中国の自動車メーカー「SERES(愛馳)」が、車内に隠れたトイレを特許取得した。乗客席下に設置され、手動または音声コマンドで引き出せる仕組みで、使用後は再びシート下に収納される。
主な機能
- ファンと排気システム:使用時の臭気を車外に排出し、車内環境を維持。
- 加熱乾燥機能:排泄物を乾燥させ、液体を蒸発させることで衛生面を向上。
- 取り外し可能なタンク:排泄物を貯めるタンクは手動で取り外し、清掃が可能。
実用化の可能性は?
現時点では特許取得にとどまっており、実際の車両への搭載は未定。配管や密閉性、耐久性の確保、さらには乗客の受容性など、実用化には多くの課題が残されている。
競争激化する中国自動車市場
中国の自動車市場は競争が激しく、各メーカーは快適性やエンターテイメント機能を競い合っている。SERESの車内トイレは、そうした中で新たな差別化要素として注目を集めそうだ。
過去の事例
車内トイレのアイデア自体は新しいものではない。過去には、トヨタ「4Runner」を改造した車内トイレ仕様や、1954年式ロールスロイスに「金メッキのトイレ兼シャンパンクーラー」が搭載された例もある。
「車内トイレの実用化には、技術的な課題だけでなく、乗客の心理的なハードルも大きい。しかし、快適性の追求は自動車業界の新たなトレンドとなりつつある。」
今後の展望
SERESが今後、この技術を実際の車両に搭載するかは不透明だが、車内の快適性向上を目指す動きは加速しそうだ。特に長距離ドライブやキャンプなど、車内で過ごす時間が長いシーンでの需要が期待される。
出典:
CarScoops