中国で製造された電気式ゴルフカートが、RAM TRXのデザインを驚くほど忠実に再現していることが明らかになった。4人乗りでエアコン完備ながら、わずか3,900米ドル(約39万円)という驚きの価格で販売されている。
オークションのコメントでは、品質に対する批判の声が上がる一方で、スケールダウンされた内装に感心する声も見られた。RAM TRXのファンで予算重視のユーザーにとって、所有の可能性が見えてきたと言えるだろう。
RAM TRXの代替品として注目を集める電気式ゴルフカート
RAM TRXのような700馬力のパワーを持つ車両は決して安くはない。しかし、代替品として2025年型「Henan Seabiscuit」が登場した。厳密にはゴルフカートとして登録されているが、公道走行が可能だ。
ゴルフ場での使用には適さないかもしれないが、地域の移動手段としては最適かもしれない。実際に、このゴルフカートが3,900米ドルで販売された。これは、本物のRAM TRXやHellcatのホイール&タイヤセットよりも安い価格だ。
驚くべき装備と機能
このゴルフカートの価格が特に注目される理由は、その装備にある。一般的なゴルフカートが屋根とカップホルダー程度の装備であるのに対し、このモデルにはパワーウィンドウ、パワーロック、デジタルメータークラスター、Bluetooth対応インフォテイメントシステム、そしてエアコンが標準装備されている。車両のアップグレードにかかる費用よりも安い価格で、これらの機能が利用できるのだ。
RAM TRXを彷彫る外観と独特の内装
車体はファイバーグラス製で、本家RAM TRXの外観を忠実に再現している。ブロートなフロントエンド、角ばったホイールアーチ、厚みのあるボンネット、そしてリアのスケールダウンされたピックアップベッドなど、RAM TRXの特徴をそのままに再現している。
一方で、内装はRAM TRXほど洗練されておらず、いくつかのデザイン要素が本家のピックアップトラックを彷彫っている程度だ。また、ゴルフカートとしては不便な点も多く、ベッドにゴルフクラブを収納するスペースがなく、ドアを開閉する必要があるため、素早い乗り降りができない。
オークションでの反応は賛否両論
オークションのコメント欄では、賛否両論の意見が飛び交った。中でも最も評価されたコメントの一つは、「ボンネットを開けてみると中身が何もなかった」というジョークだった。また別のコメントでは、このゴルフカートが「シボレー・カヴァリエよりも粗雑」と評された。
これらの意見は決して間違っていない。出品情報には、塗装の剥がれ、サビ、磨耗したシート、歪んだドアパネル、緩んだ配線、そしてオドメーターが100マイル(約160km)と主張されているにも関わらず古びたステアリングホイールなどが記載されている。それでも、多くのコメントが「TRXを模した内装をこのサイズで再現するには、相当な労力と工具が必要だっただろう」と驚きを隠せなかった。
性能と実用性
このゴルフカートの車体下には、3kWの電気モーターが搭載されており、リアホイールを駆動する。最高速度は時速30マイル(約48km)、航続距離は約30マイル(約48km)となっている。正直なところ、3,900米ドルという価格を考えれば、このゴルフカートは非常にクールな存在と言えるだろう。