ニューヨーク発 — フィギュアスケートの五輪金メダリスト、アリサ・リウ(19)が初のメットガラに参加し、一夜にして「アメリカの sweetheart」として注目を集めた。
会場のチャールズ・エンゲルハード・コートに足を踏み入れたリウは、周囲の光り輝くセレブたちを前に一瞬言葉に詰まった後、笑顔でこう漏らした。「“とにかく大きい!”」
リウは、ルイ・ヴィトンの血のような赤のオーダーメイドドレスに身を包み、大きなフリルが特徴の豪華なドレスで登場。しかし、彼女を驚かせたのは、そのドレスの華やかさだけではなかった。会場に集まった超有名人たちの中でも、リウのもとには次々と人が集まり、挨拶を求めたのだ。
「みんな私のことを知ってる!」とリウは驚きを隠せなかった。会場はニューヨーク・メトロポリタン美術館の大空間に広がり、多くのゲストがリウの存在に気づいて声をかけていた。
リウはその後、アイススケート界のライバルでもあるコナー・ストリーと談笑する姿が目撃された。
メットガラの舞台裏:セレブたちの交流と演出
メットガラの会場は「北イタリアの庭園」をテーマに演出され、天井から吊り下げられた巨大な月と、その下に配されたサイプレスの枝に囲まれたフローラルセンターが目を引いた。ハープの奏者たちが奏でる音楽が会場に響き渡り、ゲストたちは美術館の大階段を上って入場した。
ハリウッドスターのサラ・ポールソンは、45分に及ぶ受付列を待ちながら、足の痛みを訴えた。「足首で切断してもいいわ」と冗談交じりに語った彼女は、まだ展示会場の「Costume Art」を訪れていなかった。
会場では、ロブスターのクロスティーニやトマト・モッツァレラの「枕」と呼ばれるスナックが振る舞われ、ゲストたちは談笑しながら食事を楽しんだ。ホスト委員長を務めたゾーイ・クラヴィッツは、アイススケート界のスターであるストリーを出迎え、その活躍を称えた。一方、ブラッドリー・クーパーとジジ・ハディッドは手をつないで会話に花を咲かせ、ヒュー・ジャックマンとサットン・フォスターも同様に談笑していた。
ジャックマンはスキーヤーのリンジー・ボンに声をかけ、ハグを交わした。ボンは冬季オリンピックでの大怪我から復帰し、杖をつきながらもトム・ブラウンのドレスで輝いていた。
億万長者を巡る議論とメットガラの光と影
今回のメットガラでは、アマゾン創業者ジェフ・ベゾスと妻のローレン・サンチェス・ベゾスが名誉議長を務めることが発表され、ニューヨーク市内のリベラル層からは反億万長者の声が上がった。市長のゾーラン・マムダニは出席を拒否し、グループ「Everyone Hates Elon(誰もイーロンを愛さない)」は、テスラCEOイーロン・マスクへの抗議を示すパフォーマンスを行った。