共和党内のMAGA(Make America Great Again)支持者の間で、内紛が激化している。元下院議員のマージョリー・テイラー・グリーンポッドキャスターのベニー・ジョンソンが、2月22日、互いにスキャンダルを暴露し合う事態に発展した。

発端は、ジョンソンがケンタッキー州選出のトーマス・マッシー議員を批判したことにある。マッシー議員は、ドナルド・トランプ前大統領の長年の批判者として知られ、最近「元交際相手のシンシア・ウェストに対し、5,000ドルを支払って不当解雇の訴えを取り下げさせようとした」との疑惑が浮上。マッシー議員は再選を目指す選挙戦を控え、来週には地元の予備選挙が控えているが、この疑惑を全面否定している。

ジョンソンは自身の番組でマッシー議員を「ブタ」と呼び、トランプ前大統領への批判を「泣き言」と表現。さらに、最近カリフォルニア州知事選で性的不正行為の疑いで選挙戦を断念したエリック・スワルウェル議員との比較まで持ち出し、批判をエスカレートさせた。

これに対し、グリーン議員はジョンソンの番組のクリップに反応。「これは、報酬を得てプロパガンダを垂れ流すソーシャルメディアインフルエンサーの嘘を暴く方法の見本だ」と非難した。さらに、ジョンソンが「これらの嘘が事実かどうか尋ねる courtesy(礼儀)すらなかった」と指摘し、かつては友人と考えていたジョンソンへの失望をにじませた。

ジョンソンはこれに反論し、「私はトレンドのニュースを取り上げるのが仕事だ。自分の意見を述べる権利もある。視聴者にサービスを提供しているだけで、あなたのように困難な状況から逃げ出すつもりはない」と主張した。

グリーン議員はさらに反撃し、X(旧Twitter)で「あなたは嘘つきのクズだ、@bennyjohnson。はっきり言って、私たちは友人なんかじゃない。あなたが取り上げるのは全てトレンドの嘘ばかり。しかも報酬まで得てそれを流している。MAGAの最低レベルだ」と投稿。さらに、ジョンソンの過去の不祥事に関する噂についても言及した。具体的には、「保守系会議で若い男性に関する allegations(申し立て)」「ロシアやイスラエルから報酬を受け取っている」「他人のコンテンツを無断で盗用し自分のものとして発表している」などの疑惑を挙げた。

ジョンソンはこれに対し、「証拠のない中傷だ」と一蹴し、「また新たなドラマと崩壊か。分かった」と冷静に切り返した。