共和党議員、法案見直しを要求
米下院共和党は、絶滅危惧種法の規制緩和を目指す法案の採決を直前で中止した。同法案はトランプ前政権の政策を法制化する内容で、環境保護団体から強い反発を招いていた。
党内からも反対の声
フロリダ州選出のアンナ・ポリーナ・ルナ下院議員(共和党)は、4月22日の採決直前に「保護は保護のままに」とのメッセージを発信。同議員は、メキシコ湾沿岸の観光業に依存する地域の議員らとともに、法案が地元経済に悪影響を及ぼすとの懸念を示した。
環境保護団体が勝利宣言
環境保護団体「Defenders of Wildlife」のジミー・ウェールズCEOは、「共和党議員が党内の反対を受け、法案を撤回したことは、絶滅危惧種の保護を優先する重要な一歩だ」と歓迎した。
法案の主な内容
- 規制緩和の主なポイント:
- 絶滅危惧種の指定基準の厳格化見直し
- 経済的影響を考慮した保護措置の柔軟化
- 州政府への権限委譲
今後の展望
共和党は今後、法案の修正を検討する方針だが、党内の意見対立は依然として解消されていない。環境保護団体は、引き続き法案の見直しを求めていく構えだ。
「環境保護と経済成長のバランスを取ることは重要だが、法案が絶滅危惧種の保護を後退させるものであってはならない」
— 米国立公園管理局前局長、フランク・スミス氏
出典:
Ars Technica