ドイツの高級車チューニングメーカーBrabusは、新型モデル「Bodo」を世界に先駆けて発表した。同社の創業者であるBodo Buschmann氏を称えるこのモデルは、カーボンファイバーボディと2+2シートレイアウトを特徴とし、986馬力を発生する5.2L V12ツインターボエンジンを搭載。世界限定77台という希少性を持つ。
同車はイタリアのFuoriConcorsoでデビューを果たし、Brabusにとって20年近く構想されていたグランツーリスモのコンセプトを具現化したモデルだ。ベースとなったのはアストンマーティンVanquishだが、その関連性は外観からは容易には判別できない。フロントにはVision Mercedes-Maybach 6とFord Mustang RTRの要素を融合させた攻撃的なデザインが採用され、ラムエアインテークを備えた大型グリルが特徴的だ。
斬新なエクステリアデザイン
Bodoのエクステリアは、長いボンネットと傾斜の緩やかなルーフが特徴的なグランツーリスモスタイルを採用。21インチホイールには専用開発のContinental SportContact 7 Forceタイヤが装着され、前後にはカーボンセラミックブレーキ(フロント16.1インチ、リア14.1インチ)が搭載される。リアエンドにはスタックされたテールパイプと、時速140km/h以上で作動するパワーデプロイアブルスポイラーを装備。ブレーキング時にはエアブレーキとして機能する。
車両サイズは全長5,062mm、全幅2,027mm、全高1,305mmで、ベースとなったVanquish(全長4,855mm)よりも大幅に長い。これにより、より安定した走行性能と快適な居住空間を実現している。
2+2シートのプレミアムインテリア
インテリアは、アストンマーティンの要素を感じさせるグリーンカウス構造ながら、2+2シートレイアウトが特徴だ。ダッシュボードは刷新され、新たな丸型エアベントが採用されている。ステアリングホイールにはカーボンファイバーのトリムと「B」ロゴが施され、シートはプレミアムレザーとカーボンファイバーの組み合わせにShadow Grayのアクセントが加わった。また、シートバックには車両のシルエットが刺繍され、動的な走行時の快適性とサポート性を両立させている。
圧倒的なパフォーマンス
Bodoの心臓部には、5.2L V12ツインターボエンジンが搭載され、986馬力(735kW / 1,000PS)と1,200Nmのトルクを発生。これはベースとなったVanquish(824馬力、1,000Nm)を圧倒する数値だ。専用チューニングを施された8速ATと組み合わせることで、0-100km/h加速3.0秒を実現。最高速度は時速300km/hを超える性能を誇る。
Brabus Bodoは、Brabusの技術力とデザイン力の粋を集めたスーパーカーとして、世界のハイパフォーマンスカー市場に新たな基準を打ち立てる存在となるだろう。