Googleは、翻訳サービス「Google翻訳」の20周年を記念し、AIを活用した新しい発音練習機能を発表した。同社によると、ユーザーから最も要望の多かった機能の一つであり、現在はAndroid版でのみ提供されている。
対象言語は英語、スペイン語、ヒンディー語で、利用可能な地域は米国とインドに限定されている。機能を利用できる場合、アプリ内の「練習」ボタンをタップすると、翻訳した単語の発音を練習できる「発音する」モードと、母語話者の発音を聴ける「聴く」モードが選択できる。
「発音する」モードでは、ユーザーが実際に発音した言葉をAIが解析し、リアルタイムでフィードバックを提供。さらに、正しい発音をフォネティック表記で表示する機能も備わっている。例えば、スペイン語の「ジュース(jugo)」を英語の「j」の発音で話すと、AIは「HU-go」と表示して正しい発音を示す。
Googleによると、モバイルユーザーの約3分の1が、実社会での会話に備えて発音やリスニングの練習に翻訳アプリを利用しているという。この新機能は、そうしたニーズに応える重要な追加機能となる。
このほか、Google翻訳は現在250以上の言語に対応しており、その中には絶滅危惧言語や先住民言語も含まれている。また、月間アクティブユーザー数は10億人を超え、毎月1兆語以上の翻訳が行われているという。
出典:
Engadget