ドイツでデビューしたフェラーリ360モデナが、2003年にドイツの名門チューナー「クーニッヒ・スペシャル」で大規模な改造を受け、双過給エンジンを搭載した個性的なモデルに生まれ変わった。2024年にはボディカラーを「ヴィオラ・ホンコン」と呼ばれる鮮やかな紫色に再塗装し、内装も紫のアルカンターラで統一されるなど、さらに個性を際立たせた状態でイタリアで販売されている。

双過給化された3.6L V8エンジン

この360モデナは、もともとドイツでデビューした個体で、2003年にクーニッヒ・スペシャルに送られ、エンジンの双過給化を含む大掛かりな改造が施された。3.6L V8エンジンには双過給システムが搭載され、ピストンの強化やデュアルインターコーラーの追加など、パフォーマンスが大幅に向上。走行距離は約48,000km(30,000マイル)を記録している。

エアロダイナミクスを追求したボディワーク

エンジン改造と並行して、エアロパーツも大幅に強化された。カーボンファイバー製の大型ルーフスコップをはじめ、フロントフェイスのリビルト、スプリッター、大型エアインテーク、固定式リアウイング、改造されたバンパー、そして中型犬が飲み込まれそうなほどの大型ディフューザーなど、空力性能を追求したデザインが特徴だ。

2024年に紫の内外装で再デビュー

この360モデナは、2024年にイタリアのチューニングショップ「スクデリア・バルディーニ」によって再塗装され、フェラーリの現行カラーオプションである「ヴィオラ・ホンコン」と呼ばれる鮮やかな紫色が採用された。さらに、19インチのゴールドBBSホイール、アップグレードされたブレンボ製カーボンセラミックブレーキ、新しいタイミングチェーンなど、最新のサービスも施されている。

内装は外装以上に個性的で、シート、ドアパネル、ダッシュボード、ステアリングホイール、ピラー、ヘッドライナーまで、鮮やかな紫のアルカンターラで統一されている。さらに、トランスミッショントンネルやメータークラスターなどにはゴールドのアクセントが加えられ、より一層の華やかさを演出している。

イタリアで販売中、今すぐの購入が可能

この個性的なフェラーリ360モデナは、現在「Bring a Trailer」を通じてイタリアで販売されており、早期購入が可能な状態となっている。かつてチューナーが「許可を求めなかった時代」の象徴とも言えるこのモデルは、まさに個性を追求した改造車の傑作と言えるだろう。

出典: CarScoops