米ゼネラルモーターズ(GM)傘下のシボレーは、ブラジル市場向けに新型「ソニック」を発表した。2020年に米国市場から撤退した旧モデルとは一線を画し、クロスオーバースタイルの「クーペ」として生まれ変わった。

従来のセダン・ハッチバックに代わる新しいコンセプトのもと、エクイノックスEVのデザイン要素を取り入れたフロントマスクが特徴だ。スプリットグリルと一体化したエクスプレッシブなフロントフェイスには、LEDデイタイムランニングライト(ターンシグナル機能付き)が配置されている。さらに、ミッドマウントのプロジェクター式ヘッドライトは従来比で約20%明るく、視認性を高めている。

新しい「バーチャルコクピットシステム」

内装面では、デジタルインストルメントパネルと先進マルチメディアシステムを統合した「バーチャルコクピットシステム」を採用。このほか、ソフトタッチ素材やピアノブラックのインテリアパーツ、プレミアムシートカバー、エクスクルーシブな仕上げなど、ブランドの大型SUVに匹敵する高級感が演出されている。

エクイノックスEVの影響を受けたデザイン

リアビューはエクイノックスEVを彷彿とさせる角度のついたリアウィンドウと、大型リアスポイラーが特徴。フル幅のLEDライトバーやブラックバッジ、ボリューム感のあるリアバンパーがアクセントとなっている。RSバリアントでは、プラスチック製のボディクラッディングとブラックアクセントが採用され、17インチホイール(トリムごとにデザインが異なる)と最大110ポンド(50kg)の荷重に対応するルーフラックが装備される。

小型ながらも実用的なサイズ感

新型ソニックは「グローバル新興市場向けプラットフォーム」を採用し、全長4,230mm×全幅1,770mm×全高1,530mmというコンパクトなボディサイズながら、米国市場の「トレイルブレイザー」よりも7インチ(178mm)短い。その一方で、今後発売予定の「オニックスアクティブ」と現行の「トラッカー」の間に位置するサイズ感に設計されている。

パワートレインはターボのみ?

パワートレインの詳細はまだ明らかにされていないが、ブラジル市場向けにはターボエンジンのみが搭載される可能性が示唆されている。発売は5月から開始される予定で、価格などの詳細情報は近日中に発表される見込みだ。また、シボレーは「ソニックはバーチャル環境で完全に開発され、AI駆動のプロセスから生まれた」と強調している。

出典: CarScoops