スウェーデン・トロルヘッタンにあったサーブの旧生産工場に、長年放置されていた7台の試作車が、5月21日にオークションに出品される。これらの車両は、2014年から2019年にかけて製造された多様なモデルで、自動車史の貴重な遺産となる。
多様な試作車群:ガソリン車から電気自動車まで
出品される8台のうち、7台はサーブの試作車だ。そのうち3台は2014年式の「9-3」で、ガソリン車のプロトタイプとして計画されていた。これらはNEVS(ナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン)が新型電気自動車の発売までのつなぎとして販売を予定していたモデルだった。しかし、実際には衝突テスト用に使用される予定だったが、最終的に必要とされなかったという。
その他のモデルはすべて電気自動車で、2019年式「9-3 EV」の中国向け試作車1台、全輪駆動仕様の試作車1台、自動運転技術を搭載した試作車1台、そしてレンジエクステンダーを搭載した試作車1台が含まれる。
サーブ以外の試作車も出品
8台のうち最後の1台は、恒大集団が製造・販売していた「Hengchi 5」の試作車だ。この車両は中国市場向けに開発されたクロスオーバーモデルで、サーブとは異なるブランドの試作車として出品される。
オークション参加の方法
オークションは5月21日に開催され、参加にはKlaravikへのアカウント登録が必要だ。スウェーデン在住者は個人名義で登録できるが、海外在住者は事業者としての登録が求められる。登録手続きには時間がかかる場合があるため、早めの準備が推奨される。
「これらの試作車は、サーブの歴史を物語る貴重な存在です。特に電気自動車や自動運転技術を搭載したモデルは、当時の技術革新を垣間見ることができます」
— Klaravik
自動車コレクター必見の機会
今回のオークションは、自動車愛好家やコレクターにとって見逃せない機会だ。サーブの試作車はもちろん、Hengchi 5の試作車も含まれており、多様なモデルが一堂に会する。参加を検討する際は、登録手続きや入札ルールを事前に確認することをお勧めする。