米国のトランプ前大統領は13日、ホワイトハウス内の舞踏室建設費が4億ドル(約580億円)から10億ドル超(約1,450億円)に膨れ上がったとの批判を否定する発言を行った。
トランプ氏は自身のSNS「Truth Social」に投稿し、「費用が増加した唯一の理由は、詳細な調査の結果、当初の提案よりも規模が約2倍、品質が大幅に向上したためだ」と主張。「この変更は数か月前に決定済みで、フェイクニュースメディアは報じなかった。費用は予算内で予定より早く完了する」と述べた。
同氏は当初、プロジェクトの費用を2億ドルと発表していたが、その後3億ドル、4億ドルと上方修正。さらに民間寄付から公費負担へと財源が転換された経緯がある。先週には上院司法委員会のチャック・グラスリー委員長が、舞踏室の「セキュリティ強化」を名目に10億ドルの追加予算を要求した。
トランプ氏の主張は、4億ドルという旧来の費用に対する批判を逸らすものとの指摘もある。実際には、共和党議員が提案する10億ドル規模の公費負担が問題視されている。
さらに、連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長が連邦議会ビルの改修費用を巡り、司法省から捜査を受けていることにも触れ、自身の立場を正当化しようとした。今年3月には裁判官がパウエル議長に対する捜査について「政府側は実質的に証拠を提示していない」と指摘し、捜査を却下している。
出典:
The New Republic