米国のドナルド・トランプ前大統領は5月16日、ABCの人気深夜番組「ジミー・キンメル・ライブ!」の司会者、ジミー・キンメルを再び解雇するよう要求した。
トランプ氏は自身のSNS「Truth Social」に投稿し、「ABCのフェイクニュースネットワークは、視聴率最低の番組を率いる不愉快なジミー・キンメルをいつ解雇するのか?国民は怒っている。早くしろ!」と主張した。
この騒動の発端は、メラニア・トランプ前大統領夫人が13日に投稿したツイートにある。同夫人が取り上げたのは、キンメルが4月27日のホワイトハウス記者協会晩餐会(WHCD)前に収録した番組内のジョークだ。WHCDでは例年コメディアンが司会を務めるが、今年はメンタリストのオズ・パールマンが招かれた。
キンメルは番組内で、トランプ前大統領の年齢を揶揄するジョークを披露。その中で「あなたの手が汚れて見えるのは、このジョークであなたのプライドが傷ついたからだ」と発言したほか、メラニア前大統領夫人に向けて「美しい方ですね。未亡人のように輝いています」と皮肉を込めた表現を用いた。
しかし今回の騒動は、前回のような激しい反発に発展していない。ディズニーとABCは沈黙を保ち、テッド・クルーズ上院議員やコメディアンのアダム・カローラなどがキンメルを擁護する声明を出した。
キンメル自身も番組内でトランプ氏の解雇要求を皮肉り、「トランプ氏は自分の年齢をネタにされた翌日に、今度は自身の年齢をネタにしてジョークを飛ばした。そんな人が他人を解雇しろと言うなんて」と反論した。
今後もこの問題の動向が注目される。
出典:
The Wrap