イリノイ州のJBプリツカー知事は、司法省(DOJ)がジェームズ・コミー元FBI長官を起訴した件について、海岸の貝殻で「86-47」と書かれた写真を根拠とする内容は法廷で却下されると強く主張した。

プリツカー知事は5月21日、MSNBCの番組「Deadline: White House」に出演し、コミー氏への新たな起訴は「第一修正条項への攻撃」であり、政治的敵対者への圧力だと非難した。

「これはコミー氏に対する初めての起訴ではありません。トランプ前大統領が敵対視する人物への起訴の繰り返しです」と知事は述べた。

さらに知事は、トランプ氏が自身を逮捕すると公言したことについても触れ、「何の証拠もないのに、 federal government(連邦政府)の力を使って気に入らない人を攻撃しようとしている」と批判した。

また、ホワイトハウス記者協会晩餐会が中止されたことについても言及し、「第一修正条項を守る祝典が台無しにされた。コミー氏は第一修正条項の意見表明で起訴されているようなものだ」と語った。

コミー氏はInstagramに投稿した貝殻写真について、「86-47」という数字が暴力を連想させることに気づかなかったと説明していたが、プリツカー知事はこれを「海の貝殻の写真が唯一の証拠」と指摘。「この事件は却下されるでしょう。 garanty(保証)します。海の貝殻の話ですから」と断言した。

DOJは5月、コミー氏がInstagramに投稿した貝殻で「86-47」と書かれた写真を根拠に、大統領の生命を脅かしたとして起訴。コミー氏は後にこの写真を削除したが、「暴力を連想させる数字」であることを認識していなかったと弁明していた。

これに対しコミー氏は同日、Substackに動画を投稿し、「これは我が国の姿ではない。DOJがこうあるべきではない」と反論した。

なお、トランプ政権は昨年9月にもコミー氏を起訴したが、裁判官が検察官の任命が違法だったと判断し、却下されている。

出典: The Wrap