自動車メーカーのラム社(Stellantis傘下)は、2023年から2026年にかけて製造された2500ピックアップ約13,000台をリコールすると発表した。ソフトウェアの不具合により、一部の車両がタイヤの速度制限を超える速度で走行する可能性があるという。
この不具合によりタイヤの耐久性が低下し、車両制御が損なわれるリスクがあるほか、衝突事故の危険性も高まる。ラム社は現在までにこの問題に関する事故報告は受けていないとしているが、影響を受ける車両は特定のタイヤを装着したモデルに限定されるという。
対象車両とリコールの内容
リコールの対象は、2023年から2026年モデルの2500ピックアップ。不具合の原因は、パワートレイン制御モジュール(PCM)のソフトウェアエラーとされている。このエラーにより、車両がタイヤの速度制限を超える速度で走行する可能性があるという。
ラム社は、所有者に対してディーラーでソフトウェアのアップデートを実施するよう求めている。この作業は比較的簡単な修理とされており、リコール通知は来月早々に郵送される予定だ。
ラム社の高性能トラック「TRX」との関連性
ラム社は高速走行に定評のあるトラックメーカーとして知られており、特に「1500 TRX」はスーパーチャージャー付き6.2リットルHEMI V8エンジンを搭載し、777馬力(579kW / 788PS)、680lb-ft(921Nm)のトルクを発揮する。これにより、0-60mph(0-96km/h)加速3.5秒、最高速度118mph(190km/h)を達成する。
しかし、今回のリコール対象車両は、これらの高性能モデルとは異なり、タイヤの速度制限を超える可能性があるという問題が発生している。ラム社は、このリコールが高性能モデルの性能に影響を与えるものではないとしている。