米内務省のダグ・バーガム長官が、太陽光発電の基本的な仕組みを理解していないと指摘された。同氏は5月14日、米下院自然資源委員会での公聴会で、民主党のジャレッド・ハフマン議員からの質問に対し、太陽光発電の「不安定性」を主張した。

ハフマン議員は、ネバダ州の太陽光発電プロジェクトに関する質問に対し、バーガム長官が「日没後は発電できない」と発言。さらに「他の発電方法が必要」と主張したことに対し、皮肉を込めて反論した。

「議長、記録に残すため、この驚くべき新技術を入れていただきたい。どうやら長官はご存じないようですが、これはバッテリーです。中国はすでに実用化しており、クリーンエネルギーで我々を追い抜いています。記録に残してください」
— ジャレッド・ハフマン議員

この発言に対し、委員長の共和党ブランド・ウェストーマン議員は苦笑いを浮かべた。バーガム長官はこれに対し、「中国は世界最大の排出国」と反論したが、ハフマン議員は「中国はより多くのクリーンエネルギーを生産している」と切り返した。

バーガム長官はノースダコタ州知事時代から石油・ガス業界と深い関係を持ち、トランプ大統領と同様にクリーンエネルギーに否定的な立場を取っている。また、気候変動を「詐欺」と発言するトランプ大統領の主張に公然と反対しないことでも知られる。しかし少なくとも、太陽光発電はバッテリー貯蔵技術によって安定化されることを理解すべきだという指摘が上がっている。