米国ロードアイランド州連邦地方裁判所のメアリー・マックルロイ判事は12日、同州の子供病院に対する司法省(DOJ)の召喚状について、宣誓下で「重要な事実を虚偽表示した」と厳しく非難する判決を下した。

同判決では、性別違和の治療を受けた未成年者の医療記録(ホルモン療法や思春期ブロッカーなど)の提出義務がないとの見解が示された。また、DOJが「政治的立場に都合の良い裁判所を選ぶ行為」である「フォーラム・ショッピング」を行ったと批判した。

判事の指摘内容

「DOJはこの事件のあらゆる段階で信頼に値しない行動を示してきた。当裁判所とテキサス北部地区連邦裁判所の双方に対し、事実を虚偽表示し、情報を隠蔽してきた」
「DOJは、他の裁判所で却下された捜査手法を、自らに有利な裁判所で実施しようとした」

この判決は、トランプ政権が全国で展開するトランスジェンダー・性別適合ケアへの圧力の一環だ。DOJは他の医療機関に対しても同様の召喚状を発行したが、テキサス州の別の判事によって却下された経緯がある。今後、同様の動きが再び行われる可能性も懸念される。