米司法省とATFは、第二修正権の保護を目指す大統領令に基づき、既存の規制を見直し、34件の最終・提案ルールを発表した。ATFは「第二修正権は二流の権利ではない」と表明し、法を遵守する銃所有者への規制強化をやめる方針を示した。
第二修正権の保護を重視
2025年2月に発令された大統領令により、司法省は各機関の規制が第二修正権を侵害していないか再検討を命じられた。ATFはその中で、特に以下の2点の規則改正を発表した。
リストバンド規制の緩和
2023年にバイデン政権下で導入されたピストル用リストバンド(安定化装具)の規制が見直される。リストバンド付きピストルは短銃身ライフルとみなされ、厳しい規制の対象となっていたが、肩からの射撃を意図しない場合は規制対象外となる見込みだ。
販売記録保持期間の見直し
ATFは、販売記録の保持期間について、現行の無期限から20年または30年に短縮する案を検討中。これは、犯罪に使用された銃の追跡を目的としたものだが、銃規制反対派からは「銃所有者の登録につながる」との批判もある。
規制改正の影響
これらの改正は、法を遵守する銃所有者や販売業者の負担を軽減する一方で、犯罪捜査における銃の追跡機能にも配慮した内容となっている。ただし、全面的な規制撤廃には至らず、今後も議論が続く見込みだ。
出典:
Reason