ホワイトハウス記者協会晩餐会(WHCD)で大統領暗殺未遂容疑をかけられたコール・トーマス・アレン被告が、攻撃直前にK9犬に警戒された新たな映像が公開された。

米首都ワシントンD.C.の連邦検察官ジャン・ピロは4月30日、ワシントン・ヒルトンホテルのセキュリティ映像を公開。映像には、WHCD開催前日のアレンの行動が映っていた。ピロ検察官はX(旧Twitter)で「本日、米地方裁判所に提出済みの映像を公開します。コール・アレンが大統領暗殺未遂の際に米シークレットサービス職員を射撃した様子が映っています。友軍による誤射の証拠はありません。映像には、アレンがWHCD前日にヒルトンホテル内を偵察する様子も映っています」と述べた。

注目を集めたのは、アレンがドアから突進し、警備を突破する直前の瞬間だ。金属探知機を解体していた警備員らが忙殺される中、K9犬がアレンの行動に疑念を抱いたように見えた。その直後、アレンは銃を手にドアを突破した。

「人生の極意:犬の言うことを聞け!!!!!!!!!!!
— Xユーザーの反応

別のユーザーは「犬は誰よりも先に察知していた!地球上の人間よりも犬の直感を信頼します」とコメント。3人目のユーザーは「犬は人間よりも人間を的確に感知する不思議な能力を持っている」と述べた。

ホワイトハウスの代表者はコメント要請に対し、即時の返答はなかった。

アレン被告の背景と容疑

この映像公開は、アレン被告がWHCD会場で射撃事件を起こした直後に逮捕され、月曜日に大統領暗殺未遂容疑で起訴された3日後に行われた。アレン被告はこの他、銃器所持容疑でも起訴されており、いずれも無期懲役の可能性がある。現在、暗殺未遂および銃器容疑に関しては、アレン被告は無罪を主張していない。

アレン被告は事件直前に家族に「フレンドリー連邦暗殺者」と名乗るメッセージを送っていたほか、マニフェストも残していた。そこには「両親、生徒、同僚、旅の仲間、そして私より前に虐待や殺害を受けたすべての人、そして私の成功・失敗にかかわらず今後も苦しむすべての人々に謝罪します」と記されていた。

また、マニフェストには「私はアメリカ合衆国の市民です。私の代表者が行う行為は私に反映されます。そして私はもはや黙っていません」と書かれていた。

出典: The Wrap