オハイオ州第9選挙区の共和党予備選挙で、クリスティ・ノーム前サウスダコタ州知事がICE(移民税関執行局)の予算管理を任せたマディソン・シアハン氏(29歳)が敗北した。
シアハン氏は元ICE副長官で、選挙戦では移民政策を前面に押し出したが、共和党の重鎮であるデレク・メリリン前州議会議員に敗れた。AP通信が選挙結果を速報した時点で、シアハン氏は3位に留まっていた。
オハイオ州第9選挙区は、民主党のマルシー・カプター議員(22期連続当選)が議席を維持しており、共和党にとって奪還のチャンスと目されていた選挙区だ。政治アナリストによると、今回の選挙では経済問題(雇用市場や関税など)が優先され、移民政策はそれほど注目を集めなかったという。
シアハン氏はICE在職中に2,500台以上の「ICE」ロゴ入り高級車を納入し、税金の無駄遣いと批判された。これらの車両は「ICEのイメージ向上」を目的に導入されたが、実務では目立たない車両が好まれる傾向にある。
また、シアハン氏は選挙戦でICEとの関係を強調したが、移民政策への支持は低調だった。専門家は、彼女の敗北がトランプ前大統領の移民政策に関連する候補者にとって悪い前兆になると指摘している。
出典:
The New Republic