ホワイトハウス記者協会晩餐会で発砲事件

米国時間5月3日夜、ワシントンD.C.のワシントン・ヒルトンホテルで開催されたホワイトハウス記者協会晩餐会において、銃声が発砲された。事件発生直後、シークレットサービスはトランプ前大統領を緊急避難させた。トランプ氏は同イベントでスピーチを行う予定だった。

同晩餐会には、副大統領のバンス氏や閣僚、議員らも出席していた。事件の詳細はまだ明らかになっていないが、トランプ氏が標的だったかどうかは不明だ。

トランプ氏に対する主な暗殺未遂事件

2024年7月:ペンシルベニア州バトラーでの銃撃事件

トランプ氏の選挙集会中、20歳のトーマス・マシュー・クロークスが「AR-15スタイル5.56mmライフル」で銃撃。トランプ氏の右耳をかすめ、聴衆1人が死亡した。クロークスはシークレットサービスの狙撃手により射殺された。その後の上院報告書では、シークレットサービスの計画不備やコミュニケーション不全、リーダーシップの問題が指摘された。

2024年8月:フロリダ州ウェストパームビーチでの銃撃未遂

トランプ氏がゴルフコースに滞在中、ライフルを所持したライアン・ウェスリー・ラウスが目撃された。シークレットサービスの要員が発砲し、ラウスは逃走後に逮捕された。現在は終身刑が確定している。

その他の脅威と陰謀

  • 2016年6月:ラスベガスでのトランプ集会で、20歳の英国人男性が警官の拳銃を奪おうとし、トランプ氏を殺害する意図を供述。
  • 2017年9月:ノースダコタ州で男がフォークリフトを奪い、大統領の車列に突進させる計画を実行。リムジンを転覆させる意図があった。
  • 2020年9月:フランス・カナダの二重国籍を持つ男が、トランプ氏に致死性のリシンを含む手紙を送付。
  • 2024年7月:パキスタン人男性が逮捕され、イランのイスラム革命防衛隊の指示によるトランプ氏暗殺計画を実行しようとした容疑で有罪判決。
  • 2026年2月:

    シークレットサービスが、トランプ氏がワシントン滞在中のマーアラゴでショットガンとガス缶を所持していた21歳の男を射殺。

トランプ氏の対応と今後の展望

「我々は誰にも社会を乗っ取らせない。脅威を理由に公の場をキャンセルすることはない」
— ドナルド・トランプ前大統領

トランプ氏はこれまでの脅威に言及しつつ、公の場への出演を控えることはないと述べた。一方で、シークレットサービスの対応に関する問題点が指摘されており、安全保障体制の見直しが求められている。

出典: Axios