米イリノイ州ノーマルにある電気自動車メーカー、リビアンの工場が竜巻の直撃を受けた。現地時間4月17日夜、EF1クラスの竜巻が同工場を襲い、建物の一部が損壊する被害が出た。
米国立気象局によると、この竜巻は午後9時57分に発生。最大風速は時速177km(110マイル)、移動距離は16.6km(10.3マイル)、幅は約2,400フィート(800メートル)に達した。工場周辺では金属製の建物が複数損傷し、高速道路I-55上でトラックが横転するなどの被害が確認された。
リビアンのフォーラムに投稿された画像では、工場の外壁が崩落し、天井の一部が陥没している様子が確認できる。周辺には瓦礫が散乱し、別の建物も損傷を受けた。
リビアンのCEOであるRJ・スカリンガー氏は社内メールで「工場2号機が損傷を受け、現在調査中で閉鎖されている」と述べた。また「従業員にけが人がいないことを非常に安心に思う」とコメント。損傷は主にR2の部品保管・物流エリアに集中していたが、スカリンガー氏は「これらのエリアは今週中に再開できる可能性がある」と明らかにした。
R2のスペックと発売計画
R2は57,990ドル(約870万円)からの発売が予定されており、87.9kWhのバッテリーとデュアルモーターを搭載。最高出力656馬力、トルク825Nmを発揮し、0-60mph加速は3.6秒、航続距離は最大330マイル(531km)に達する。
さらに、2027年後半には45,000ドル(約680万円)程度の「R2 Standard Short Range」も発売予定。航続距離は275マイル(443km)以上を見込んでいる。
今後の見通し
工場の被害状況は比較的軽微であり、R2の発売スケジュールへの大きな影響はないとの見方が強い。しかし、竜巻シーズンの到来を前に、自然災害に対する工場の耐性強化が課題となるだろう。