ルイ・C・Kが2024年5月7日、ハリウッド・ボウルで開催された「Netflix Is a Joke Festival」のヘッドライナーを務めた。同公演は、2017年の性的不正行為スキャンダルを巡る逆風がようやく収まりつつある象徴的な出来事となった。
同フェスティバルへのルイ・C・Kの起用は、Netflixが4月に発表した「Ridiculous」と題する新作スタンドアップ特番の制作発表と同時に行われた。この動きは批評家からは驚きの声が上がった一方、長年にわたり彼を支持してきたファンからは歓迎された。ルイ・C・Kは2017年以降、独立で2本の特番を発表し、コメディ界への復帰を模索していた。
Netflixのスタンドアップ部門責任者ロビー・プラウは、同社の決定を擁護し、Varietyの取材に対し「ルイ・C・Kは今も非常に人気があり、優れたコンテンツを生み出し続けている」と語った。また「Netflixの加入者は、視聴するコンテンツを自由に選択できる。私たちは単に選択肢を提供しているだけだ」と述べた。
ルイ・C・Kはハリウッド・ボウルのステージで、ニューヨーク・コメディ・フェスティバルで行ったツアー用のセットを披露した。ステージはNetflixレッドの照明で彩られ、左側には「Netflix Is a Joke Fest」の巨大な看板が設置された。観客のスタンディングオベーションで幕を閉じた際、ルイ・C・Kは「これは私の最後のショーで、あのジョークを最後に披露できて本当に嬉しい。こうして来てくれてありがとう」と観客に感謝の意を表した。
セットの最後には、自身と同世代の女性との交際のメリットについての9分間のトークや、男性が「ギリギリ合法」の女性に執着することが児童性愛に近づく行為だとする過激なジョークが披露された。これらは彼の初期の作品と同様のテーマであった。観客の中には、彼の作品に「精液がかかったクラッカーを食べる」「睾丸をいじる」といった身体機能に関する表現が多いと感じる人もいた一方で、最高のライブコメディアンの復活に歓喜する声もあった。
「彼こそが今生きている最高のスタンドアップコメディアンだ」
(観客談)