Netflixは、広告プランの月間アクティブ利用者数が2億5000万人を超えたと発表した。前回の発表(2023年11月)では1億9000万人だったが、今回の発表では大幅に増加した。このうち80%以上の加入者が毎週少なくとも1回は広告付きコンテンツを視聴しているという。
月間アクティブ利用者の定義:Netflixによると、月間アクティブ利用者とは、月に少なくとも1分以上の広告付きコンテンツを視聴したメンバー数に、世帯内の平均人数を掛けた数値を指す。このデータは同社のファーストパーティリサーチに基づく推定値で、WWEなどのライブコンテンツも含まれる。
この新しい指標は、これまでの「広告視聴プロフィール数」に基づくユーザー数から変更されたものだ。
広告収益の目標と拡大戦略
Netflixは、2026年までに広告収益を30億ドルに倍増させ、2030年には90億ドルに達することを目指している。また、現在広告プランを提供している12カ国のうち、60%以上の新規登録が広告プランとなっている。
さらに、2025年末時点で4,000社以上の広告主と提携しており、これは前年比で70%増加している。また、オーストリア、ベルギー、コロンビア、デンマーク、インドネシア、アイルランド、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ペルー、フィリピン、ポーランド、スウェーデン、スイス、タイの15カ国で広告プランの提供を開始する予定だ。
AI技術の導入とパーソナライズ広告の強化
Netflixは、広告主向けにAIエージェントのテストを開始した。このAIは、広告の管理・購入、動画広告やポーズ広告など異なるフォーマットへの既存アセットの適応を支援する。また、視聴履歴に基づいて動的に広告を調整するパーソナライズド広告のテストも進めている。
さらに、広告クリエイティブとNetflixの番組や映画の世界観をマッチングさせるAI機能を、2025年末までに全ての広告プラン対象地域に展開する予定だ。