フォルクスワーゲン(VW)の中国合弁会社であるSAIC-VWは、新型PHEV(プラグインハイブリッド)セダン「ID. Era 5S」を発表した。同車は、中国市場向けに開発され、最大2,000km超の航続距離と半自動運転機能を搭載する初のVWセダンとなる。

ID. Era 5Sは、全長4,836mm、ホイールベース2,766mmのボディサイズで、米国仕様のジェッタよりも一回り大きく、廃止されたアルテオンとほぼ同等のサイズだ。デザイン面では、0.618の黄金比を採用し、バウハウス様式の影響を受けたクリーンなサーフェシングとシャープなディテールが特徴だが、プロファイルはVWらしい保守的な印象にまとめられている。

半自動運転とクラウド連携システムを初搭載

ID. Era 5Sは、フルLEDヘッドライトとテールライトを採用。ミラーに組み込まれた青色LEDは、車両の先進的なクラウドベース自動運転システムが作動中であることを示す。VWは、同車が世界初の都市部における半自動運転機能を搭載したセダンであると発表している。

内装写真はまだ公開されていないが、ID. Era 5Sには「クラウドベースインテリジェントコックピット」が採用される予定だ。VWは、クラウド連携を重視しており、同技術は今後のVW車に共通のテーマとなりそうだ。

PHEVシステムの性能と発売時期

PHEVシステムは、EV走行時の航続距離が160km、CLTCサイクルにおける総合航続距離は2,000km超を実現。バッテリー切れ時でも燃費は2.82L/100km(83.4MPG)と低く抑えられている。

ID. Era 5Sは、近日中に中国市場で発売される予定で、生産はSAIC-VWの現地工場で行われる。

出典: CarScoops