米下院倫理委員会が、ノースカロライナ州選出の共和党エドワーズ議員に対し、倫理違反の疑いで調査を開始したことが明らかになった。複数の関係筋によると、委員会は「エドワーズ議員に関する申し立て」を受け、倫理スタッフに調査を指示したという。具体的な内容は示されていない。
委員会のマイケル・ゲスト委員長(共和党・ミシシッピ州)とマーク・デソルニア委員長代行(民主党・カリフォルニア州)が調査を承認した。エドワーズ議員の複数の元スタッフも同様の通知を受け取ったと関係者は述べている。
エドワーズ議員は声明で「私のスタッフはプロフェッショナルであり、西ノースカロライナの住民に尽くすという私のコミットメントを歓迎する。現在の政治状況を考えれば、政治的な思惑で虚偽の告発が行われ、ニュースが作られるのは当然だ」と述べた。下院倫理委員会はコメントを控えた。
調査の背景と今後の見通し
下院倫理委員会の調査は通常、議会行動局(OCC)からの報告を受けて開始される。OCCは独自の調査を行い、その結果を倫理委員会に送付する。倫理委員会の調査は数ヶ月から数年に及ぶことが多い。
倫理委員会の調査対象は、不適切な経費精算といった軽微な問題から、重大な不正行為まで多岐にわたる。今月に入って、倫理委員会の調査を受けていた3人の議員が辞職した。具体的には、エリック・スワルウェル議員(民主党・カリフォルニア州)、トニー・ゴンザレス議員(共和党・テキサス州)、シェリア・シェルフィウス=マコーミック議員(民主党・フロリダ州)の3名で、いずれも倫理委員会の調査完了前に辞職した。
選挙戦への影響
民主党は11月の選挙でエドワーズ議員の議席奪還を目指しており、倫理委員会の調査が選挙戦に影響を与える可能性がある。エドワーズ議員は「政治的な思惑による虚偽の告発」と反論しているが、調査の行方が注目される。