ポートランド(オレゴン州) — 2026年5月13日:ポートランド・ファイアがWNBA初年度でシーズン初勝利を飾った。新規参入チームながら、新人選手や控え選手の奮闘により、スター不在のチームが強豪ニューヨーク・リバティを98-96で下した。

アシュリー=バーカーの劇的なブザービーターで勝利

ポートランド・ファイアは、5月13日のニューヨーク・リバティ戦で、サラ・アシュリー=バーカーの劇的なブザービーターにより、シーズン初勝利を収めた。試合は96-96の同点で迎えた最終プレーで、アシュリー=バーカーがカーリー・レイトのミスショットを拾い、レイアップを決めた。観客席は大歓声に包まれ、チームメイトが彼女に群がる中、ファイアは歴史的な勝利を手にした。

「サラ・アシュリー=バーカーがファイアにとってのヒーローになった瞬間だ。彼女の活躍がなければ、この勝利はなかっただろう」
— Women’s Hoops Network (@WomensHoops_USA)

ブリジット・カールトンの大活躍

ファイアの勝利を支えたのは、ブリジット・カールトンの活躍だった。カナダ代表のシューターである彼女は、この試合でキャリアハイとなる26得点を記録し、9-16のフィールドゴール成功率で、3ポイントシュートは5本中5本を決めた。また、4スティールを記録し、33分間の出場でチームの得点差を12ポイント拡大する原動力となった。

カールトンは、WNBAドラフトの拡張ドラフトで全体1位指名を受け、3年総額375万ドルの契約を結んだ。当初は「控え選手」と見られていたが、この試合でその評価を覆す活躍を見せた。

カーリー・レイトの成長と決勝点

22歳のカーリー・レイトもまた、ファイアの勝利に大きく貢献した。ルーキーシーズンをゴールデンステート・ヴァルキリーズで過ごした彼女は、ポートランドで更なる機会を得て、21得点を記録した。特に、試合残り27秒でジョンクエル・ジョーンズを振り切り、同点となるレイアップを決めたプレーは、勝利に直結する重要なものだった。

レイトは8本中8本のフィールドゴールを成功させ、6アシストも記録。新星としての成長が期待される活躍を見せた。

リバティの不調も影響

ニューヨーク・リバティは、シーズン序盤に主力選手の故障が相次いでおり、サブリナ・イオネスクとサトウ・サバリーの2選手が欠場していた。それでも、ブレアナ・スチュワートやジョンクエル・ジョーンズといったスター選手を擁するチームを相手に、ファイアは見事に勝利を収めた。

新規参入チームの快進撃

ポートランド・ファイアは、WNBAに新規参入した2チームのうちの1つ。開幕戦ではシカゴ・スカイに敗れたが、今回の勝利でシーズン初白星を挙げた。チームはスター選手不在ながら、若手選手や控え選手の奮闘で、リーグの強豪を撃破する歴史的な瞬間を作り出した。

今後、ファイアの活躍に注目が集まることは間違いない。

出典: SB Nation