議会がFISA第702条を45日間延長
米議会下院は11月16日、政府の無令状監視を認めるFISA第702条の45日間延長を可決した。上院が下院の長期延長案を受け入れなかったため、安全保障ツールの失効を回避する措置となった。
党派対立で恒久的改革見送り
下院は3年延長案を可決したが、その中で中央銀行デジタル通貨(CBDC)の禁止条項を追加した。これは保守派議員の支持を得るための措置だったが、上院では超党派の反対に遭い、45日間の延長案が採択された。
議員グループが令状要件の導入を主張
議員の一部は、監視プログラムに令状要件を付加することを求めているが、議会指導部はこれに抵抗。下院の採決は賛成261、反対111で可決され、法案は大統領の署名に回された。
経緯と今後の展望
議会は先月、第702条の5年および18ヶ月延長案を阻止した共和党議員グループの動きを受け、当初は短期延長を可決していた。しかし、それだけでは十分な時間とならず、再び延長が必要となった。
今後45日間で、議会指導部は党派間の対立を解消し、恒久的な改革案をまとめる必要がある。しかし、これまでの経緯から実現は容易ではない見通しだ。
「安全保障ツールの失劵を回避できたが、根本的な問題解決には至っていない。45日後には再び同じ議論が繰り広げられるだろう」
専門家コメント
出典:
Axios