ノースカロライナ州選出の米下院議員、チャック・エドワーズ氏(共和党)が若手女性スタッフに対し、不適切な言動を繰り返していた疑惑が明らかになった。複数の関係者への取材とテキストメッセージの確認により、エドワーズ氏の行動パターンが浮かび上がった。
議員の発言とスタッフの不安
2025年5月、エドワーズ議員は20代の女性スタッフに対し、夕食の誘いを断られた際に「簡単だったことが複雑になったと感じ残念だ」と発言した。同スタッフは、議員との関係に関するうわさを理由に夕食を断ったとされる。議員は「うわさが外部の騒ぎにすぎない」と主張したが、スタッフは「不快で、自分の外見を評価されたと感じた」と述べた。
スタッフは議員の行動に不安を抱き、報復を恐れていたという。複数の関係者によると、スタッフは後に議員の首席補佐官にエドワーズ氏の行動について相談。首席補佐官は議員と話し合った後、スタッフは議員の事務所を退職した。
議員の否定と倫理委員会の調査
エドワーズ議員は複数の取材に対し、不適切な関係はなかったと主張。CNNの取材に対し「倫理委員会の調査で事実が明らかになる」と述べた。また、地元メディア「The Assembly」の取材では、女性スタッフへの不適切な言動を「でたらめだ」と一蹴した。
一方で、議員は退職するスタッフに対し、感謝の意を込めた詩を朗読したことが関係者への取材で判明した。議員は涙ぐみながら詩を朗読し、背景には議員とスタッフの写真を使ったスライドショーが流された。複数のスタッフがこの行為を「極めて異常」と評価した。
議員の経歴と今後の動向
エドワーズ議員(65)は1980年から結婚しており、議員は「不適切な関係はなかった」と繰り返し主張している。議員の事務所は複数の取材に対し、コメントを拒否した。
この問題は、議員の若手女性スタッフに対する言動が繰り返し指摘されており、下院倫理委員会が調査を開始している。議員は「うわさとデマが事実に追いつく」と述べ、調査の結果を待つ姿勢を示した。