米中西部で30年以上愛されたステーキハウスチェーン

米国中西部で30年以上にわたり親しまれてきたステーキハウスチェーン「801 Chophouse」を運営する801 Restaurant Groupが、米国破産法第11条の申請を発表した。同社は4月10日にカンザス地区連邦破産裁判所に申請を行い、負債総額1,870万ドルに対し資産は1,500万ドルと、財務状況の悪化が明らかになった。

破産の主な原因は保証債務

801 Restaurant Groupは声明で、破産の理由について「同社が所有する他社への保証債務に起因する財務問題」と述べた。特に最近閉店したデンバーの「801 Fish」とミネアポリスの「801 on Nicollet」の損失が大きな要因となっている。

閉店は2店舗のみ、他店舗は継続営業

同社は「2店舗を除き、第11条の申請は他の店舗に影響を与えない」と説明。現在営業中の店舗は以下の通りだ。

  • 801 Fish
    172 Carondelet Plaza, Clayton, MO 63105
  • 801 Chophouse
    3000 E 1st Ave., Denver, CO 80206
    3000 E 1st Ave., Denver, CO 80206
    11616 Ash St., Leawood, KS 66211
    801 Nicollet Mall, Minneapolis, MN 55402
    137 Carondelet Plaza, Clayton, MO 63105
    71 E 14th St., Kansas City, MO 64106
    1403 Farnam St., Omaha, NE 68122

業界全体の苦境が背景に

新型コロナウイルス感染拡大以降、外食産業は大きな打撃を受けた。ロックダウンや感染不安により外食需要が激減し、多くのチェーンが経営難に陥った。801 Restaurant Groupもその例外ではなく、インフレや消費者の節約志向が追い打ちをかけている。

「当社は第11条の申請により債務再編を目指す。成功すれば、追加の閉店はない」
— 801 Restaurant Group公式声明

今後の展開に注目

同社は現在、債務再編の交渉を進めており、店舗の継続営業を目指している。業界関係者は、今後の再建策や新たな投資家の動向に注目している。