参議院委員会で激化した応酬
5月12日、FBI長官カッシュ・パテルは参議院歳出委員会に出席したが、直ちに自身の飲酒問題に関する質問で議論が紛糾した。これは、米誌「ザ・アトランティック」が複数の報道でパテルの飲酒疑惑や無断欠勤の実態を報じた直後のことだった。
議員の追及に対し事実否定と非難で応戦
メリーランド州選出の民主党議員クリス・ヴァンホーレン上院議員は、パテルに対し「公然と疑惑を否定し、名誉毀損訴訟を起こしたにもかかわらず、今日も議会で証言する中で、これらの疑惑は完全に虚偽だと主張しますか?」と質問した。
パテルは「断固として、完全に虚偽です」と回答したが、ヴァンホーレン議員はさらに「FBI職員があなたに連絡を取ろうとした際、即座に応答できなかったケースはなかったのか?」と迫った。
パテルは「連邦職員であれば、いつでも連絡が取れる」と主張したが、ヴァンホーレン議員が「あなたの警護隊があなたを起こしたり、所在を突き止めるのに困難を感じたケースはなかったのか?」と尋ねた途端、議論は混乱に陥った。
パテルは「いいえ、全くのでっち上げです。どこからそんな話を聞いたのか知りませんが、あなたがそう言うからといって信憑性があるわけではありません」と冷静に切り返した。
ヴァンホーレン議員は「私はそう言っているのではなく、これは記録や文書に基づく事実です」と反論したが、パテルは「あなたは文字通りそう言っているのです」と即座に反論した。
ヴァンホーレン議員が「これは報告書に基づく事実です」と説明すると、パテルは「根拠のない報告書とは違います。あなたこそ、 taxpayer dollars(納税者の税金)を使ってエルサルバドルで convicted gang-banging rapist(暴力団犯罪者)と margaritas(マーガリータ)を飲んでいた人物です。ワシントンD.C.で数千ドル分のバーのツケを溜めたのもあなたです」と発言し、ヴァンホーレン議員を非難した。
ヴァンホーレン議員は「これは重大な疑惑です。あなたがそのように発言するということは、ご自身が何を話しているのか分かっていないということです」と指摘したが、パテルは「私はメディアによる根拠のない中傷で汚されるつもりはありません」と激高した。
ソーシャルメディアで拡散された一幕
「パテル、ヴァンホーレン議員に激怒し、根拠のない中傷で反撃。『あなたこそ、 taxpayer dollarsで convicted gang-banging rapistとエルサルバドルでマーガリータを飲んでいた人物だ』」
https://twitter.com/atrupar/status/1926123456789012345
今後の展開に注目
この一連のやり取りは、FBI内外でパテルの指導力に対する疑問をさらに強めることとなった。パテルは今後、議会やメディアからの厳しい追及にさらされる可能性が高い。