メルセデスAMG Oneは、F1由来のハイブリッドパワーユニットを搭載したハイパーカーとして、2023年末までにわずか275台が生産された希少モデルだ。そのうちの1台が、他に類を見ない「Reingrün(ライングリューン)」と呼ばれる鮮やかな緑色で仕上げられ、現在オークションに出品されている。

このAMG Oneは、走行距離わずか115マイル(185km)で初回整備を受けた。通常であれば整備の必要がない距離だが、所有者はメルセデスAMGのサービスを受け、2028年2月までの保証延長を行った。その結果、整備費用は€37,610(約44,100ドル)に達した。これは1マイルあたり$383という驚愕のコストだ。

整備費用の内訳

整備費用の内訳を見ると、その高額さの理由が明らかになる。まず、80時間の労働費用が€31,600($37,050)に上り、部品代を加えるとさらに膨らむ。

  • エアフィルター:€1,872.54($2,195)
  • トランスミッション・オイルフィルター:€2,300($2,696)
  • ドレンプラグ:€150($176)
  • エンジンオイル(10本分):€555.80($652)

F1由来のパワーユニットを維持するためのコストは、決して安くはなかった。

唯一無二の緑色仕様

このAMG Oneは、「Reingrün」と呼ばれる鮮やかな緑色で塗装されている。このカラーは他のAMG Oneには採用されておらず、オプション価格は€27,500($32,200)にも上る。これは、アメリカのベースモデル「カムリ」の価格($29,300)を上回る額だ。しかし、このような高級車の特別塗装としては比較的リーズナブルな価格と言える。

外装と内装の特徴

鮮やかな緑色のボディに対し、フロントスプリッター、サイドスカート、リアディフューザー、ルーフスポイラー、シャークフィンにはマットカーボンファイバーが露出している。ホイールはマグネシウム製でマットブラック、ブレーキキャリパーはグロスブラックに塗装されている。

内装もハイパフォーマンスカーらしい仕上げで、F1由来の技術が随所に活かされている。

出典: CarScoops