ニューヨーク連邦地裁で行われた裁判において、元NBA選手でアシスタントコーチのデイモン・ジョーンズ(42歳)が、2024年6月11日(火)、連邦政府による大規模な賭博事件に関し、初の有罪答弁を行った。
ジョーンズは、「ワイヤーフラウド(通信詐欺)共謀」の2件の容疑で有罪を認めた。そのうち1件は、ジョーンズがNBA選手の出場情報を入手し、オンラインスポーツブックで賭けを行った疑い。もう1件は、ジョーンズが「ダムマネー(初心者や経験の浅いプレイヤー)」を固定客として集め、不正なポーカー試合に参加させた疑いとされている。
検察側によると、ジョーンズは「フェイスカード(顔役)」として、経験の浅いプレイヤーを不正なゲームに誘い込む役割を果たしたとされる。これらのゲームは複数の組織犯罪グループと関連していたとみられる。
また、ジョーンズは2022-2023および2023-2024シーズンのNBAにおいて、選手の出場情報を基に賭けを助ける「非公開情報の提供」を行っていたとされる。ジョーンズはロサンゼルス・レイカーズのアシスタントコーチとして2022年から2023年にかけて在籍していた。
検察はジョーンズの供述を受け、元シャーロット・ホーネッツのテリー・ロジアーに対し、さらに追加の容疑を提起する意向を発表した。ロジアーは、選手として在籍していた当時に同様の行為を行った疑いが持たれている。
ジョーンズの弁護団は、「ジョーンズはNBAのリーグ内で選手の出場情報を入手し、それを利用して賭けを行っていた」と説明。ジョーンズは情報を提供する見返りに、固定報酬または利益の一部を受け取っていたとされる。
この事件は、NBA選手や関係者が関与した大規模な賭博スキャンダルの一環として捜査が進められており、今後さらなる容疑者の逮捕や起訴が予想される。