米国自動車メーカー・ステランティスは、ジープ「ワゴニアS」とダッジ「チャージャー デイトナ」の電気自動車(EV)計2万271台に対し、リコールを実施すると発表した。対象車両は2024年3月から2025年11月にかけて製造されたモデルで、このうち1万1743台がワゴニアS、8528台がチャージャー デイトナとなっている。

問題は、デジタル式インストルメントクラスターが突然消灯し、走行中に重要な警告表示ができなくなる可能性があることだ。具体的には、ABS(アンチロック・ブレーキシステム)、ESC(横滑り防止装置)、TPMS(タイヤ圧監視システム)などの警告表示が表示されなくなる恐れがある。

米国の自動車安全基準(FMVSS)では、これらのシステムに異常が発生した場合、ドライバーに警告を表示することが義務付けられている。そのため、ステランティスはリコールを実施し、クラスターのソフトウェアを更新することで問題を解決する方針だ。

リコールの背景

ステランティスは2026年3月10日に社内で問題を確認し、FCAエンジニアリングチームと共に原因究明を進めた。同年4月に原因が判明したため、同月16日にリコールを発表した。ただし、公式文書ではクラスターが消灯する具体的な原因については明らかにされていない。しかし、修正方法として「ソフトウェアの更新」が挙げられており、ソフトウェアに起因する不具合であることが示唆されている。

販売店では、クラスターのソフトウェアを更新することで、走行中の消灯を防ぐとしている。

出典: CarScoops